〈中学受験・流水算〉川の上流に向かって進む時にかかる時間を求めるには？

はじめに

みなさんこんばんは！！

「さんすうがく」の赤い小人です。

今日は中学受験に出てくる速さの問題、「流水算」と呼よばれる問題です！

1からていねいに解説していますので、はじめて解く受験生は下のヒントから勉強していきましょう。

それではいきますよ〜^ ^

流水算の超基本ちょうきほん！！

流水算で大事なのは川の速さ

流水算の問題では、川の流れがポイントになってきます。

まずはその川の流れについてのかんたんな解説です。

川は雨が降ふることによってできます。

山に雨が降り、その雨が集まって川になります。

ここで覚えておいて欲しいのは、川は上から下に向かって流れているということです。

この川の上の部分を上流じょうりゅう、下の部分を下流かりゅうと言います。

流水算の問題ではこれらの知識ちしきを頭に入れておきましょう。

速さの線分図を書いておこう

流水算の問題では、速さがコロコロと変わります。

たとえば、上の図では赤い小人が川の上流じょうりゅうに向かって泳いでいます。

このとき赤い小人の実際じっさいに進む速さは、
小人の速さ-川の速さとなります！

こちらは赤い小人が下流かりゅうに向かって進むときの図です。

このとき赤い小人の実際じっさいに進む速さは、
小人の速さ＋川の速さとなります！

このように、小人が進む方向によって計算で使う速さが変わってきますので注意しましょう！

それではさっそく問題に挑戦ちょうせんです。

問題に挑戦ちょうせん！

プールで毎分75mの速さで泳ぐ人が、毎分15mの速さで流れる川の上流に向かって120m泳ぐには、何分かかりますか。

解答は次のページから！