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【中学受験攻略】図形の性質を理解し、線対称と点対称をマスターする方法

目次

解答

下の図をみてください↓↓

中学受験算数、「図形の移動と性質」に関するイラスト解説

解説を見て「 図形の性質 」を攻略こうりゃくしよう!

STEP1:「 線対称 」+「 点対称 」な図形を探そう

中学受験算数、「図形の移動と性質」に関するイラスト解説

こちらの解説では、図形の性質について説明しています。

線対称か、点対称かは解説のイラストに全て書いてあるのでよく見てみてください!

正方形:4辺の長さが等しい。線対称の線が4本ある。また中心からの長さも同じなので点対称でもある。

長方形:2組の等しい線が2本ずつある。線対称の線が2本作れる。また、中心からの長さも同じなので点対称。

中学受験算数、「図形の移動と性質」に関するイラスト解説

ひし形:4つの辺の長さが等しい。交差する辺が90度を作る。線対称の線が2本あり、中心からの長さが等しいので点対称。

正六角形:線対称な辺が6本あり、6辺の長さが等しい。こちらも中心からの線の長さが等しいので点対称!

STEP2:「 線対称 」だけど「 点対称 」でない図形を探そう

中学受験算数、「線対称」に関するイラスト解説

次に線対称だけど点対称でない図形を見てみます。

点対称かどうかは中心の点まで線をばして、長さが同じかどうかを見ればいいので調べるのはかんたんだと思います。

正三角形:3辺の長さが等しい。線対称の線が3本ある。でも中心の点からの長さが同じじゃないので点対称ではない。

直角二等辺三角形:2辺の長さが等しく、90度。線対称の線はあるが、点対称ではない。

正五角形:線対称な辺が5本あり、5辺の長さが等しい。中心からの長さが等しくないので点対称とは言えない。

二等辺三角形:2辺の長さが等しい。線対称の線が一本ひける。

点対称かどうかはこんな感じで調べます。

中学受験算数、「 図形の性質 」に関するイラスト解説

STEP3:「 点対称 」だけど「 線対称 」でない図形を探そう

中学受験算数、「 図形の性質 」に関するイラスト解説

続いて、点対称だけど線対称じゃない図形を見てみます。

平行四辺形:2組の平行な線がある。中心の点からの長さが同じなので点対称。

ちなみに4つの辺の長さが全て等しいと、「ひし形」と言う名前に変わり、線対称の線を引くことができます。

STEP4:「 線対称 」でも「 点対称 」でない図形を探そう

中学受験算数、「 図形の性質 」に関するイラスト解説

最後は線対称でも点対称でもない図形を調べてみます。

今回は直角三角形のみです。

直角三角形:90度の三角形。

直角二等辺三角形であれば、線対称の線を引けますが、残念ざんねんながらこの図形は二等辺ではないのでどちらでもないと言うのが答えになります。

様々な図形を種類別に分類する問題のまとめ

「 図形の性質 」の問題で大事なポイント

  1. 線対称の考え方
    • ある線に対して対称という意味!
    • 線を引いて左右同じになるのか調べてみよう。
  2. 点対称の考え方
    • ある点に対して対称という意味!
    • 中心の基準きじゅん点を探して同じ長さになるのか調べてみよう!

以上が図形の性質に関する問題でした。
意外とわかっているつもりでも、いざ問題で聞かれるとむずかしいですよね。

解き方としてはどうやってやるのが一番早いんですか?

そうですね。まずは線対称かどうかで分類していき、その後点対称かどうかを調べるとケアレスミスを防ぐことができると思います。

1つ1つていねいに調べてもいいですが、時間がかかってしまうと思いますので、受験生のみなさんが解きやすく、ミスのない方法を自分で見つけてもらうのが一番いいと思います。

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