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【中学受験攻略】「表とグラフ」で速さの問題をクリア!学習のポイント

目次

解答

①3.75km/時(15/4km/時)
②下図

解説を読んで「 表とグラフ 」を攻略こうりゃくしよう!

中学受験算数、「 表とグラフ 」に関するイラスト解説

STEP1:グラフから花子さんが進んで時間を考えよう

中学受験算数、「 表とグラフ 」に関するイラスト解説

まずはグラフをよくみて、花子さんが進んだ時間を考えてみましょう。

たてのじくは進んだ距離きょりを表しているので、花子さんはまずAからBへ3km進んでいることがわかります。

そしてその後BからAへ3km進んでいますね!

ここでどれくらいの時間がかかったのかは下の時間のじくを見てみましょう。

すると、AからBには1時間、BからAには36分=3/5時間かかっていることがわかります。

STEP2:往復の平均の速さ=進んだ距離÷かかった時間

中学受験算数、「 表とグラフ 」に関するイラスト解説

往復の平均の速さは合計で進んだ距離きょりをかかった時間で割ることです。

今回進んだ距離きょりは合計で6km、そしてその道のりを行き1時間、帰りは3/5時間で進んだので、6kmを1+3/5時間で進んだことになります。

よって往復の平均の速さは、

6km÷8/5時間で答えを出します。

6km÷8/5時間
=6km×5/8時間
=30/8時間
=15/4時間が答えです!

これは速さとグラフの合体した問題ですが、きちんとグラフの情報を読み取っていけば、簡単に解けます!

解説がどこに注目しているのかをよく確認してみてください。

STEP3:問題文から進むのにかかった時間を求めよう

中学受験算数、「 表とグラフ 」に関するイラスト解説

②では太郎くんの速さから進むまでにかかった時間を考えましょう。

行きの時間を求めよう

行きの時速は9km/時なので、進んで時間は

3km÷9km/時1/3時間
1/3時間=20分

帰りの時間を求めよう

帰りの時速は6km/時なので、進んだ時間は

3km÷6km/時1/2時間
1/2時間=30分

今回グラフの横の単位は分なので、時間から分に単位をそろえました!

1/2時間とか1/3時間とか言われてもわからないですからね!

STEP4:求めた時間をグラフに書きこもう

中学受験算数、「 表とグラフ 」に関するイラスト解説

STEP4はもうかんたんです。

STEP3で求めた時間を使って表に書きこみましょう!

行きは20分、帰りは30分なので、8時30分から20分かけていき、

8時50分に到着してから30分かけて、9時20分に帰ります。

よってこの図が答えになります!!

グラフから花子さんと太郎くんの速さをとらえる問題のまとめ

「 表とグラフ 」の問題で大事なポイント

  1. 速さの考え方
    • 速さの面積図の書き方(時間×速さ=進んだ距離きょり
    • 単位をそろえて計算すること(今回は◯時間→□分へ単位を直しました)

本日の「 表とグラフ 」に関する問題はこちらでおしまいです。
速さと表とグラフの合体問題、正解できたでしょうか?

これからこういう2つの単元が合わさった問題が出るんですか?

受験にはこのような1つの単元だけではなく、2つ、3つの単元がわかっていないと解けない問題が出てきます!!ですのでよりいっそう注意して復習するようにしてみてくださいね!
それでは次の問題で会いましょう〜!!

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