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【中学受験攻略】数の性質を軽々クリア – 分数の理解から実践問題の解き方まで徹底ガイド!

目次

解答

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解説を読んで「 数の性質 」を攻略こうりゃくしよう!

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

STEP1:既約きやく分数について理解しよう

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

今回、問題で初めて既約きやく分数という言葉が出てきます。

既約きやく分数とは、これ以上約分できない分数のことを言います。

たとえば、

5/6や7/10などの分数はこれ以上約分することができません。

なので既約きやく分数となります。

反対に、3/15や14/21は3や7で約分できてしまいますので、これらの数は既約きやく分数とは言えません。

STEP2:20120/6として考える

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

問題では、分母が6で、20より小さい既約きやく分数を求めよと言われています。

つまり既約きやく分数になるためには、分母の6割れないような分子の個数を聞いているということです!!

20120/6として考えると、調べないといけない分数の数は1~120までの120です。

この120の中から既約きやく分数を探していきましょう。

STEP3:既約きやく分数を作る=分子2の倍数でも3の倍数でもない数である

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

分母が6既約きやく分数になるためには、分子の数が2の倍数でも3の倍数でもない必要があります。

これってどういうことですか?

6の倍数の性質を求めたときに勉強した内容を覚えていますか?(倍数の性質はこちらから復習できます!)

62×3なので、62でも3でも割れるということです。

分母が6既約きやく分数であるためには、分子の数は23で割れてはいけません。

なので、1~120までの数の中でそのような数を調べて行きます。

ここで使うのがベン図です!

STEP4:ベン図を書いて2の倍数でも3の倍数でもない数を求めよう

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

20以下の数ということは書きかえると120/6以下の120の数ということなります。

2の倍数でも3の倍数でもない数を求めるために、2の倍数もしくは3の倍数である数を求めましょう。

120までの数字の中に2の倍数は、120÷2=60コ
120までの数字の中に3の倍数は、120÷3=40コ
120までの数字の中に6の倍数は、120÷6=20コ

2の倍数もしくは3の倍数である数=2の倍数3の倍数6の倍数なので

2の倍数もしくは3の倍数である数
=60コ+40コ−20コ
=80コとなります。

つまり、2の倍数でも3の倍数でもない数は

120–80=40コと計算することができました!!

既約分数を理解して入試問題を解くときのまとめ

「 数の性質 」の問題で大事なポイント

  1. ベン図の考え方(復習)
    • ベン図の考え方を復習しよう!
    • 今回は2の倍数と3の倍数、そして両方の性質を持っている6の倍数の数を求めました
  2. 規約分数の考え方
    • 規約分数はこれ以上割り算できない数のこと

以上で今日の問題は終わりです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
次の問題で会いましょう!!!

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