目次
解答
63/99
解説を読んで「 数の性質 」を攻略しよう!
STEP1:問題文の内容を図にしよう
まずこの問題文の入っていることをかんたんに整理します。
ある分数(分子/分母)があり、この数を足すと162になる。
そして分子/分母(=□/○)を約分すると7:11となる。
STEP2:分子:分母=7:11
注目するのは分子:分母=7:11という点です。
分子:分母=□:○なので、
□:○=7:11と考えることができます。
つまり分子の数がいくつであっても分母の数は×11/7になることがわかります。
STEP3:分子を⑦と仮定すると分母は⑪となる
□:○=7:11から、分子を⑦と仮定してみましょう。
すると、分母の数は×11/7なので⑪と計算できます。
つまり、分子/分母=⑦/⑪となるわけです。
仮定に関する考え方を覚えていますか?
仮定とは、問題を解きやすくするためにもし○○が□□だったら〜と考えるやり方のことでしたね!
正解です!
今回は、もし分子の数が⑦だったら〜と仮定しました。
STEP4:⑦+⑪で答えを出そう
約分してもしなくても分母と分子の比は7:11と変わりません。
STEP3で分子を⑦と仮定すると分母は⑪となることがわかっています。
よって分子と分母を足すと⑱になり、問題文から⑱=162となります。
計算式は、162÷⑱=9/①となり、
①=9ということがわかります。
求めたい答えは⑦/⑪なので63/99となりました。
分数の和と約分された数から元の分数を求める問題のまとめ
「 数の性質 」の問題で大事なポイント
- 仮定に関する考え方
- 仮定はもし○○が□□だったら〜と計算をかんたんにする方法のこと
- 今回は分子と分母の比がわかっていたので分子を⑦と仮定しました!
以上で今日の問題は終わりです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
次の問題で会いましょう!!!
「 仮定する考え方 」の復習はこちらから!
仮定する考え方はほかの算数の問題でもたくさん出てくる大事なポイントです。
必ず復習するようにしておきましょう。
仮定の考えを使う問題をピックアップしておきましたので、気になる受験生は解いてみるようにして下さい!