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【中学受験攻略】実践問題で学ぶ約数の求め方とその性質 – 算数のコツとポイントを解説

目次

解答

2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,41,43,47

解説を読んで「 数の性質 」を攻略こうりゃくしよう!

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

STEP1:どんな整数にも約数がある!

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

まず約数の個数こすうについて知っておくべきことがあります。

それはどんな整数にも1という約数があることです。

約数はある整数を割り切ることのできる数と説明しました。

どんな整数も1で割ることができるので、1は必ず約数になります。

STEP2:1が約数ということはもともとの整数も約数になるはず

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

どんな整数も1で割ることができるので、1は必ず約数になり、割った後の整数も約数になります。

たとえば、12÷112のとき
1は約数で、割った後の整数もともとの整数:12)も約数になります。

同じように、10÷110であれば、
1は約数で、割った後の整数もともとの整数:10)も約数になります。

こんな感じで考えると、どんな整数にも約数が最低2以上あることがわかると思います。

STEP3:約数が2しかない=素数そすうという

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

今回の問題は約数が2しかないときの数を調べる必要があります。

約数が2しかないときというのは割れる数が1もともとの整数の2しかないときです。

このような約数が2個しかないような整数を素数そすうと呼びます。 

素数そすうとは、1その数でしか割ることのできない数です。

なので50以下の素数そすうを書き出せば答えになります。

STEP4:素数そすうは調べるのみ!!

中学受験算数、「 数の性質 」に関するイラスト解説

素数そすうの調べ方は1つ1つ調べていくのが一番です。

数えわすれがないように調べていきましょう。

たとえば、2の倍数の数は2で割ることができるので約数が2以上になってしまいます。

3の倍数も4の倍数も約数が2以上になるので、そういう数を飛ばして数え上げるようにしましょう。

約数が2個しかない整数を求める問題のまとめ

「 数の性質 」の問題で大事なポイント

  1. 約数の考え方
    • 約数はある整数を割り切れるような数のこと!
  2. 数の調べ方
    • とにかく数えわすれが一番危険きけん
    • 今回の問題ではルール①②を使って数えわすれを防ぎました!!
  3. 素数の考え方
    • 素数は1とその数でした割ることのできない数!
    • 約数の個数こすうが2個しかない

以上で今日の問題は終わりです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
次の問題で会いましょう!!!

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