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【中学受験攻略】算数の推理問題:四捨五入で生徒数を見極める

四捨五入の情報から生徒の人数を推理して求めるには?
目次

はじめに

「 調べと推理 」の問題の11問目にチャレンジしましょう〜!
一旦推理算の問題はこちらで一区切りです!
ここまでの問題を事前に復習したい受験生は下の問題からまずは挑戦していきましょう!

わかみや先生

今までの総復習!!

「 調べと推理 」の問題に挑戦ちょうせん

A高校とB高校の生徒数は、1のくらいを四捨五入するとそれぞれ430人、550人です。
これについて、次の問いに答えなさい。

①A高校とB高校の生徒数の和は何人以上何人以下ですか。
②A高校とB高校の生徒数の差は何人以上何人以下ですか。

解答

答えを見るにはここをクリック!

①970人~988人
②111人~129人

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解説を読んで「 調べと推理 」を攻略こうりゃくしよう!

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

STEP1:四捨五入を使って問題文からヒントを書こう!

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

小数第一位を四捨五入して、430人550人ということは

A高校の人数は、425~434人の中のどこか。
B高校の人数は、545~554人の中のどこか、となります!

わかみや先生

四捨五入の考え方については
こちらの問題でも解説しています!

STEP2:生徒数の総和を計算しよう

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

生徒の合計人数を計算するときの範囲はんいは、
最小最小最大最大となります。

よって生徒数の総和は、
最大最大=434人+554人(988人)
最小最小=425人+545人(970人)

970人~988人が答えになります。

STEP3:生徒数の差を計算しよう

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

一方で生徒数の差を計算するときは、線分図を書いてみましょう。
線分図に生徒数を書きこんでいくと、

の部分が最小の部分が最大となるのがわかると思います!

よって、
最大554人-425人(129人)
最小545人-434人(111人)

ここから生徒の差は111人~129人と計算できました。

四捨五入の情報から生徒の人数を推理して求める問題のまとめ

「 調べと推理 」の問題で大事なポイント

「 調べ 」の考え方
・問題文をよく読んで、計算ミスしそうなポイントを気をつけよう
・場合分けをして考えられる数の範囲はんいを線分図であらわそう!
「四捨五入」考え方
・今回は430人を425人~434人、550人を545人~554人と考えました

わかみや先生

これで当初予定していた「 さんすうがく 」基本編は終わりです!
おつかれさまでした。

標準編ひょうじゅんへんについては受験生のみなさんからのご要望ようぼうに合わせて作ろうと思いますので、
ぜひコメントで教えて下さいね!!

その他の単元の問題の復習はこちらから!

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