はじめに
中学受験算数サイト「さんすうがく 」のまずはじめの単元は、和と差に関する問題、いわゆる和差算です。かんたんそうに見えるけど意外と手こずってしまう、なんて受験生もいるかもしれません。
まずは一度、時間をかけずに下の問題をパパッと解いてみてください。
例題に挑戦!
2つ合わせて110円のえんぴつと消しゴムがある。消しゴムの方が100円高いとき、2つの金額はいくらになるか。
さあ!解いてみてください!!制限時間は20秒です。

はい!終了!どうでしたか?
解答
鉛筆が5円で、消しゴムが105円
解説を見てみよう!
この問題を消しゴム110円、えんぴつ10円と解答してしまった受験生は算数でよくあるの間違いに引っかかってしまっています!頭の中でざっと計算していませんか??
これだと合計金額が120円(えんぴつ10円+消しゴム110円)になってしまいますよね。なのでこの解答は不正解です。

じゃあ消しゴムが100円なら?と考えても合計金額は100円+0円=100円になってしまいます。

この計算結果がおかしくなってしまった受験生は、和差算の問題が受験本番やテストで出てきたら要注意です。なぜならこのような問題が和差算ではほぼ毎回出題されるからです。
この和差算の問題でそのようなケアレスミスをなくすために、「さんすうがく」では線分図を用いた解法で解説していきます。なるべくていねいに説明するのでがんばって解いていきましょう!
問題に挑戦
ある長方形のたての長さは横の長さよりも4cm長く、まわりの長さは24cmです。この長方形の面積は何㎠ですか。
解答は次のページから!