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食塩水の濃度から混ぜた2つの食塩水を求めるには?

〈中学受験・濃度算〉食塩水の濃度から混ぜた2つの食塩水を求めるには?

解答

13%

解説を見てみよう!

中学受験算数、食塩水に関するイラスト解説

↑こちらでは逆比ぎゃくひを使いながら問題を解いています。逆比ぎゃくひがなんだかわからない!という受験生にもわかるようにちがう解き方で解説していますので、がんばって勉強していきましょう!

STEP1:食塩水をぜるってどういうこと?

中学受験算数、食塩水に関するイラスト解説

STEP1では食塩水をぜることについて確認しましょう!

食塩水にい塩、い塩が入っているとします。

この食塩水をぜると、い塩とい塩が合わさるので、むらさき色の塩と同じ量になります。

ここまで理解できればSTEP2へいきましょう!

STEP2:塩の量が同じところがある!

中学受験算数、食塩水に関するイラスト解説

STEP1でい塩がい塩のところへ移動いどうしているので、図で書くと上のようになりますね。

よって、移動いどう前の黄色い部分と、移動いどうした後のの部分の面積が同じになります。

カンタンにいうと、い塩+い塩=むらさきの塩だということです!!

さて、ここからは問題文を図にしながら解いてみましょう。

STEP3:問題文を図にしよう!

中学受験算数、食塩水に関するイラスト解説

150gの食塩水8%をい食塩水で、重さのわからない食塩水Bをく書いていきます。

そして混ぜた後の食塩水が250gで10%となるので、の食塩水の図も書いてみましょう。

ここから、何がわかるでしょうか?

STEP3でわかるのはい食塩水の重さです!

混ぜた後の食塩水全体の重さが250gで、い食塩水の重さが150gなので、

250g–150g=100gがい食塩水全体の重さになります。

STEP4:塩の量から濃度をもとめよう

中学受験算数、食塩水に関するイラスト解説

さて、青い食塩水が100gと分かったら、他にかける情報を書いていきましょう。

まだかける情報としては、

い食塩水の塩の量=150g(全体)×8%(塩の割合)
色の食塩水の塩の量=250g(全体)×10%(塩の割合)

の2つの数字を図に書きめますね!

なので塩の量を12g、25gと書いていくとい食塩水の塩の量が13gであることがわかりました。

い食塩水全体の量がSTEP3で100gとわかっているので、

Bの濃度は13/100×100%=13%となりました!

食塩水の濃度から混ぜた2つの食塩水を求める問題のまとめ

今回の問題で大事なポイント

  1. 食塩水の考え方(はじめに)
    • 食塩水の図の書き方(塩、水、全体を考えよう)
    • 百分率の考え方
  2. 食塩水を混ぜる考え方(STEP1、2)
    • 逆比の考え方

以上で今回の問題は終わりです〜!

食塩水の問題は塩の量と図の書き方が重要になってきましたね。

それぞれのまとめポイントを復習しましょう!

食塩水の濃度から混ぜた2つの食塩水を求める問題で大事だったこと

百分率の考え方

百分率の基本的な考え方

百分率について、前に解説した問題で100%=1と書いたと思います。

百分率(○%)とかは割合を表す単位で、計算で使う数字ではありません。

100%だから×100!というふうには計算しないでくださいね!

↑100%=×1です!

なので上の図を見てみると、10%=0.1となり、8%=0.08とかけます。

食塩水の考え方

食塩水の基本的な考え方

もう一つが食塩水の考え方でしたね。

食塩水は食塩+水でできていますので、この食塩水をきちんと図でかけるように練習しておきましょう!

逆比ぎゃくひの勉強はこちらから!

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