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【中学受験算数】「割合と比」を線分図と面積図を書いて攻略!国語と算数の点数の割合からそれぞれの点数を求めてみよう!

2教科の点数の割合からそれぞれの点数を求めるには?
目次

はじめに

みなさんおはようございます!
今日もがんばって勉強していきましょう!!
今回の問題も「割合と比」の単元から出題です〜!

また、この問題では「平均算」の復習も出てきます。
平均という考え方は説明するのがむずかしいのですが「だいたいこれくらい!」という数字のことでしたね!

ちょっとまだ平均算はあやしいかも?という受験生は下のリンクの記事から勉強してみると、より理解しやすくなると思いますよ!

それでは問題に挑戦ちょうせんしていきましょう!

問題に挑戦ちょうせん

たかし君の国語と算数のテストの平均点は75点で、国語の点数は算数の点数の6割に2点足りません。
たかし君の国語の点数は何点ですか。

解答

答えを見るにはここをクリック!

55点

この記事を書いている人はこんな人

わかみや先生の自己紹介

解説を読んで「 割合と比 」を攻略こうりゃくしよう!

中学受験算数。平均点の書き方について

⚠︎解説では2教科の部分がまちがって2人と書かれています。すいません!!

STEP1:割合と百分率ひゃくぶんりつの復習から!

中学受験算数、百分率と割合のイラスト解説

まずは復習です。割合百分率ひゃくぶんりつをおさらいしましょう。
1からていねいに説明します!基本的きほんてきに割合の単位は大まかに3つにわかれています。

上の例を見て、確認しましょう。

100%=10割=1

まず100%のものについて確認しましょう。

例えば20人クラスの生徒の100%が男の子です!と言われたら、
男の子の数は20人×1(100%)=20人となります。

まちがえて、20人×100%=2000人と計算してしまわないようにしてください!!生徒の数は20人です!
10割とか100%は割合を表す数ですので、実際じっさいに計算するときは1とか0.75などの数字を使うようにしましょう!

75%=7割5分=0.75

のこりも同じように考えることができます。

50%=5割=0.5
25%=2割5分=0.25

ここまで理解できればSTEP2に進みましょう!

STEP2:平均点から2教科の合計点をもとめる

中学受験算数。平均点の書き方について

さて、線分図を書く前にもう一つだけ確認しておくことがあります。
それがたかしくんの国語と算数の点数の合計点です。

2教科合わせて何点取ったのか考えましょう!
今回は2回のテストで平均点が75点なので、
全部で75点/1回×2回=150点 取ったことになりますね!

わかみや先生

このSTEP2がわからないよ!という受験生は下のリンクの問題から解くとわかりやすいですよ!

平均点の考え方の復習

STEP3:国語と算数の点数を線分図にしてみよう

中学受験算数。線分図の書き方について

あとは線分図を書いていきましょう。STEP1の考え方をわすれずに!
今回は算数の点数を①と仮定すれば、カンタンに国語の点数を書くことができます!

↑仮定とは?「もし○○が□□だったら〜」と問題を解きやすくするための考え方のこと。
今回は「もし算数のテストが①だったら〜」と仮定しています!

このときに、国語の点数は○の0.6-2点となります。
気をつけて欲しいのが、○の数字と実際じっさいの数字をまぜて計算しないように気をつけましょう!

○で表しているものは割合で、実際じっさいの数字ではありません!

中学受験算数、比の計算について

なので今回は①と○の0.6で計算し、実際じっさいの数字である150は2と別々べつべつに考えて計算しましょう。

STEP4:線分図の情報から答えを出していく

中学受験算数。線分図の書き方について

STEP 1,2,3の情報を全て理解できれば、あとは計算するだけです!!
もう少し!がんばりましょう!!

国語の点数と算数の点数が、
国語:○の0.6-2点
算数:①点

もとめることができ、しかもこの2つの点数の合計が150点ともわかっています。
よって(○の数の数字)と実際の数字をまぜないように計算すると、

○の0.6-2+①=150
○の1.6-2=150
どっちの辺も+2すると、きれいな式になり、
○の1.6-2+2=150+2

○の1.6=152点 となります。
ここから①=95点と計算することができるので、

知りたい国語の点数(○の0.6-2点)を、
95点×0.6-2点=55点 ともとめることができました!

2教科の点数の割合からそれぞれの点数を求める問題のまとめ

今回の問題で大事なポイント

割合と百分率ひゃくぶんりつと数字の考え方(STEP1)
線分図の書き方(STEP3)
仮定する考え方(STEP3)
平均点に関する考え方

おつかれさまでした!!
知っておかないといけない知識ちしきがたくさんありましたね!

この問題では、
①割合と百分率ひゃくぶんりつと数字の考え方(STEP1)
②線分図の書き方
③仮定する考え方
④平均点の考え方

の4つを理解している必要がありました。

この問題をよく復習するのもいいですし、
同じような仮定する問題、線分図を書く問題を復習してもいいと思います!
やる気のある受験生は下の仮定する問題、線分図を書く問題にも挑戦ちょうせんしてみましょう!!

仮定する問題の復習をしよう!

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