解答
①ウ
②ア
③オ
解説を読んで「 表とグラフ 」を攻略しよう!
STEP1:表とグラフの問題はかんたんな例で考えることが大事
「 表とグラフ 」の問題ではかんたんな数字で考えることが何よりも大切です。
簡単な例を使うというのは、さんすうがくでも何回か説明した算数を解く上で大切な考え方の一つです。
ですので今回の問題ではかんたんな数字で考えることを目標に解いてみましょう〜!
STEP2:12kmの距離を進むときのグラフを考えよう
①の問題では12kmを時速xkmでy時間かけて進むグラフを考えなければいけませんでした。
かんたんな例(数字)で考えるのはどういうことかというと、
例えばxの数字が1だったら、yはどんな数字になるのか?
xが2だったらyの数字はどうなるのかを考えることです。
具体的には、
x=1km/時のとき、12km走るためにはy=12時間かかります。
x=2km/時のとき、12km走るためにはy=6時間かかります。
x=3km/時のとき、12km走るためにはy=4時間かかります。
x=12km/時のとき、12km走るためにはy=1時間かかります。
なので、それぞれの数字をグラフに入れて結んでみるとウのグラフと同じだということがわかります。
ちなみにこれは反比例のグラフですね!!
STEP3:1m20円のロープを買ったときのグラフを考えよう
①の問題がわかれば、②、③の問題は同じように考えればいいだけです。
xの数字が1だったら、yはどんな数字になるのか?
xが2だったらyの数字はどうなるのか?と今回も考えていきましょう!
②の問題だと、
x=2mのとき、ロープの料金はy=40円かかります。
x=3mのとき、ロープの料金はy=60円かかります。
x=4mのとき、ロープの料金はy=80円かかります。
x=5mのとき、ロープの料金はy=100円かかります。
ちなみにこれはロープの長さと料金が比例しているグラフです。
なのでこの場合だと対応するグラフはアとなります。
STEP4:1gで1cmのびるバネの長さを考えよう
③は②と同じく比例の問題ですが気をつけてほしいところが1つあります!
x=0gのとき、バネののびはy=8cmとなります。
x=1gのとき、バネののびはy=9cmとなります。
x=2gのとき、バネののびはy=10cmとなります。
x=3gのとき、バネののびはy=11cmとなります。
もうお分かりいただけたかと思いますが、今回の問題はもともとのバネの長さがあるのがポイントでした。
なので、xが0gのときyは0cmではなく8cmになります。
これを理解して考えるとグラフの形はオと同じになることがわかりますね。
文章から2つの数字xとyの関係を求める問題のまとめ
「 表とグラフ 」の問題で大事なポイント
- 「かんたんな例で考える」
- 表がどんな形になるのかはかんたんな例を頭の中で考えてみましょう。
- 比例・反比例に関する考え方
- 比例とは?ある2つの数にみられる一定の関係のこと!
- 反比例とは?2つの数の一方が2倍、3倍になれば、もう片方が2分の1、3分の1になるような2つの数の関係のこと!
「 表とグラフ 」に関する問題、今日の分はこれでおしまいです。
このような問題は中学生になるとよく出てきますがいかがでしたか?
とにかく困ったらかんたんな数字を入れてみて考えればいいんですね!
そうですね。表とかの問題は例えば○○だったらここの数字はどうなるんだろう?と考えることができるので解きやすいかもしれません。
次の問題は今日の応用問題ですので、きちんと復習してからチャレンジしましょう!