目次
解答
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解説を読んで「 数の性質 」を攻略しよう!
STEP1:問題文を線分図に直してみよう
まずはいつも通り、問題文の内容を図に表してみましょう。
割り算の問題は線分図を書くとイメージしやすくなります。
たとえば、3で割ると1あまる数というのは4、7、10のように3の倍数+1でできている数ということがわかります。
同じように考えると、4で割ると3あまる数は、7、11、15のように4の倍数+3でできている数ということがわかります。
STEP2:3の倍数+1でもあり4の倍数+3でもある数を調べよう
STEP1の線分図を使いながら、3の倍数+1でもあり4の倍数+3でもある数を調べると、まず始めに7を見つけることができます。
7は3の倍数(6)+1でもあり、4の倍数(4)+3の数でもあります!
STEP3:当てはまる数は12ずつ大きくなる
それでは、7の次に当てはまる数はいくつになるのでしょうか。
線分図を見てもらうと、わかるんじゃないでしょうか?
1番小さい数は7で、その後上の線分図は3ずつ大きくなっていき、下の線分図は7から4ずつ大きくなっていきます。
すると、次に当てはまる数は3と4の最小公倍数である12を足した数であることがわかります。
7+12=19も、
19:3の倍数(18)+1
19:4の倍数(16)+3
と表すことができます。
STEP4:5番目に小さい数を求めよう
STEP3で、当てはまる数が12ずつ増えていくことがわかりましたので、あとは順番に5つ数を書きならべるだけです。
よって、
2番目に小さい数:7+12
3番目に小さい数:7+12+12
4番目に小さい数:7+12+12+12
5番目に小さい数:7+12+12+12+12
となりますので、5番目に小さい数は55となりました。
3で割ると1あまり4で割ると3あまる整数を求める問題のまとめ
「 数の性質 」の問題で大事なポイント
- 線分図に関する考え方
- 割り算を線分図を使って表すことができました!
- ○割って□あまる数を線分図でかけましたね!
- 最小公倍数の考え方(復習)
- 今回は7から12(3と4の最小公倍数)ずつ数が大きくなっていましたね!
以上で今日の問題は終わりです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
次の問題で会いましょう!!!