はじめに
今回も中学受験算数、和差算の問題演習をしていきましょう！
ここでは、２通りの金額（リンゴ＋みかん）がわかっていて、
そこからリンゴ、みかんそれぞれの値段を求める問題を解いていきます。
このような金額の違いからある２つの値段を求める問題は、
中学受験においては超典型問題です。もう超超超大事です。
それでは、ここで言っている２通りの金額とはどのようなことなのか、実際に例題を解いて勉強してみましょう。
例題に挑戦！
さあやってみましょう！！
わかみや先生はい！終了！どうでしたか？
正解
ブドウ100円、メロン300円
解説を見てみよう！
ここでのポイントはブドウの個数が同じということです。
ブドウの個数が同じ＝ブドウの合計金額が同じということになるので、これを使って問題を解いていきます！！
問題文に出てきた２通りの金額を使って、この２つの金額を引き算すると、
ブドウ＋メロン3個＝1000円
ブドウ＋メロン1個＝400円
この上の式を引き算していくと、メロン２つ分の金額が600円であると分かります。
よって、メロン１つ🍈は600円÷2個＝300円と求めることができます。
すると今度は
ブドウ＋メロン1個＝400円
メロン1個＝300円
この２つの式から引き算してブドウ🍇を100円と求めます。
今回はお絵かきをして求めましたが、一般的には線分図を使います。
この問題だと、以下のような線分図が書けます。
このように同じところを見つけると同時に、差に注目していきましょう。
実践練習です！頑張りましょう！
問題に挑戦！
解答
答えを見るにはここをクリック！
りんご120円
人はこんな人
解説を見てみよう！
今回も同じく線分図を書いていきます。
もうしつこいくらい線分図を使いますので、ここでしっかり線分図の書き方を覚えておきましょう。
例題でも説明しましたが、この問題でも問題文から同じところを見つけることが重要になっています。
今回の問題ではりんごの個数が同じでしたね。
りんごの個数が4個で同じということはすなわち、りんご４個の金額も一緒になるはずですよね。
りんご4個＋みかん3個＝585円
りんご4個＋みかん5個＝655円
この２つの式から金額の差からみかん２つ分🍊🍊の金額が70円とわかるので、
あとはみかんの金額→りんご🍎の金額という順番で、
みかん1個70円
りんご4個＋みかん3個＝585円
このやり方でりんごの金額を120円と求めます。
みかん1個70円とりんご4個＋みかん5個＝655円の式でも答えは出ますが、
数が大きいと計算がめんどくさいのでなるべく小さな数で計算しましょう。
算数を得意にするコツ
同じところを見つける作る
算数を解く上で重要になるポイントは様々ですが、
“同じところを見つける、作る”はその1つと言っていいでしょう。
今回はりんごの金額が同じ、というところに目をつけるとみかんの差が金額の差であると気づけると思います。
それでは類題に挑戦してみましょう！
類題は次のページにあります！
