はじめに
今回の問題は「仕事算」です。
仕事算の復習
仕事算の問題とは、ある仕事を終えるまでにかかる日数を求めさせたり、
その仕事が終わるのに必要な人数を求めさせるような問題のことです。
基本的に仕事算では1人が1時間で行う仕事を①と仮定することがポイントでしたね。
1人が1時間で仕事する量を①とすると、
下のイラストのように、
1人が6時間で仕事する量を⑥
5人が6時間で仕事する量を㉛
と求めることができました。

今回の仕事算でも、この仮定する考え方を使って問題に挑戦していきましょう!
問題に挑戦!
解答
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10日
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解説を見てみよう!

仕事算の問題は仮定することと、面積図を書くことが重要でしたね。
まずは解説に書いてある面積図と自分が書いた図を比べてみて、どの部分が違っているのかを確認しましょう。
どこか数字が足りていないか?四角形の形が間違っていないか?
まずはこの図をかんぺきにかけるようにするのが、算数を得意にするためのコツです!
仕事算の復習(2回目!)

こちらが仕事算で大事な考え方でしたね。
少し数が大きいのでケタを間違えないように計算します。
0を多く書いてしまったり、少なく書いてしまったりしないようにしましょう!
この問題も、同じように1人が1時間かけて行う仕事量を①として計算します。
どうやって解けばいいか?
まずは品物1万5000個ではなく、
5人が5時間かけて8日行う仕事量を考えてみましょう。
1人が1時間で進めることができる仕事量が①なので、
5人が5時間かけて8日行う仕事量は、
5人×5時間×8日=○の200と表すことができます。
↑○の120=まるの200です。

そうすると、
㉕/1日(たて)×8日(横)=○の200 で、
たて(1日で進める仕事の量)×横(日数)=1万5000個の品物を検査する仕事量となりますので
○の200は1万5000個の品物と同じ数ということがわかります。
求めたいのは1万5千個の4倍の量の6万個の品物なので、仕事量も4倍になります。
60000÷15000=4
すると6万個の品物を検査するために必要な仕事量は、
○の200×4倍=○の800となりますね!

これを10人が毎日8時間かけて行うので、1日に進められる仕事量は
10人×8時間=○の80 とわかりますので、
○の800÷○の80=10日となります。
品物が検査し終わるまでの日数を求める問題のまとめ
今回の問題で大事なポイント
仕事算の考え方(仕事量を仮定しよう)
・仮定するときの考え方
仕事量の面積図の書き方
以上が仕事算の問題でした。いかがでしたか?
このような工場の検査を終わらせる問題は受験でもたくさん出てきます。
受験で出てくる仕事算の問題はもう少しむずかしいものが多いです。
どんなにむずかしい問題でも仕事算で大事な上の2つのポイントを忘れないように気をつけてくださいね!