はじめに
みなさんこんばんは。
今日も「割合と比」に関する問題にチェレンジしてみましょう!
順番に勉強している受験生は1つ前の記事から勉強するともっとわかりやすいと思います。
それでは今回も、この問題を解く上で必要な考え方について、例題を確認しながら見ていきましょう。
例題に挑戦!
↓答えがすぐ下にあるので、見ないように気をつけてください!!
解答
500円玉の方が高くなる
解説を見てみよう!
それぞれのお金を面積図に書いてみると答えがわかります。
100円玉の枚数を③枚と仮定すると、500円玉の枚数を①枚と仮定することができます。
するとお金(四角形の面積)は、
100円/1枚×③=○の300円
500円/1枚×①=○の500円
と求めることができます。
それぞれの正確な金額は枚数がわかっていないので、わかりません。
さあ、ここまでが例題でした。
この内容をおさえて、実践問題に挑戦しましょう!
問題に挑戦!
解答
答えを見るにはここをクリック!
36枚
この記事を書いている人はこんな人
解説を読んで「 割合と比 」を攻略しよう!
STEP1:問題文の内容を絵にして理解しよう!
今まで通り、まずは問題文の内容をきちんと理解しましょう。
切手の枚数が1:3:5なので、5円切手の枚数を①枚と仮定すると、
10円切手を③枚、15円切手を⑤枚と表すことができますね!
STEP2:問題文の内容を面積図にしよう!
ここから仮定した枚数と切手でお金を○を使って計算していきましょう。
5円切手:5円/1枚×①枚=⑤円
10円切手:10円/1枚×③枚=㉚円
15円切手:15円/1枚×⑤枚=○の75円となりますね!
STEP3:同じところを見つける作る
さあ、切手全部のお金を出したら、あとは同じところに注目しましょう!
切手全部のお金はSTEP2から、
⑤円+㉚円+○の75円=○の110円となります。
そしてこの○の110円と440円のお金が同じだと、問題文からわかります。
最後は計算して求めるだけです!
もう少し!がんばっていきましょう!!
STEP4:あとはわかるところから計算しよう
○の110円と440円が同じなので、計算して①=4 となります。
この仮定して解くやり方で大切なのは枚数を①とするのではなく、
枚数を①“枚”とすることです。
少しむずかしい話なので、よく読んでほしいのですが、枚数を①とすると、単位がごちゃごちゃになってしまいます。
今回は①円=4円とわかったので、①=4となります。
①をお金の単位と考えてしまうと、枚数を求めることができなくなってしまいます。
(なぜなら答えの単位は“枚”なのに、①の単位が円になってしまっているから。)
あくまで仮定するのは数字ということを忘れないようにしましょう!
ここまで計算して、知りたい数字が切手の全部の枚数なので、
①+③+⑤=⑨枚
4×9=36枚 と求めることができます!
枚数の比と合計金額から総枚数を求める問題のまとめ
今回の問題で大事なポイント
仮定する考え方を理解していること(STEP1)
・もし○○が□□だったら〜と考えてみよう
面積図をきちんと書けること(STEP2)
単位の考え方を理解していること(STEP4)
・今回は①枚として計算しよう!
おつかれさまでした!
これで今回の問題はおしまいです。
なるべくわかりやすく、ていねいに解説しましたがわからないことがあれば遠慮なくコメントで教えてくださいね!
この問題で大事な点は、
①仮定する考え方を理解していること
②面積図をきちんと書けること
③単位の考え方を理解していること
でしたね!!
①仮定する考え方を理解していること、②面積図をきちんと書けることの問題の復習は下からできます!
ぜひチェックしておきましょう!!