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【中学受験攻略】算数の「調べと推理」をマスター:クラス投票で勝つ最低票数を求める

47名のクラスで当選する3人に必要な投票数を求めるには?
目次

はじめに

「 調べと推理 」の問題の8問目にチャレンジしましょう〜!
これまで7問の問題を解いてきました!
様々な推理算を解説していますので、事前に復習したい受験生はまずはこちらから確認してみましょう。

「 調べと推理 」の問題に挑戦ちょうせん

47人のクラスで、3名のボランティアを集めることにしました。
一人一票で1名の名前を書いて投票します。この時、最低何票あれば確実に選ばれますか。

解答

答えを見るにはここをクリック!

12票

この記事を書いている人はこんな人

わかみや先生の自己紹介

解説を読んで「 調べと推理 」を攻略こうりゃくしよう!

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

STEP1:かんたんな例で考えよう

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

最低何票かという問題は、考えられる最もギリギリを想定しましょう。
たとえば、2人の中から1人を選ぶときを考えてみましょう。
全部で30票ある場合、ギリギリのときは票が15票ずつで割れるときです。

わかみや先生

問題を解くときに困ったら、
まずは簡単な例を使ってイメージしていきましょうね!

STEP2:2人の中から1人を選ぶとき

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

つまり15票(ギリギリ)+1票=16票あれば当選が確実というわけです!

わかみや先生

黄色の小人はどんなにがんばっても14票しか入らないですもんね!

STEP3:47人の投票の場合を考えよう

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

今回の問題のギリギリとは、4人の生徒で争っている場合で、3人がギリギリ当選するようなパターンです。
3人がギリギリ当選するとき=全部で4人に票が集まっている場合です。

STEP4:ギリギリのとき=4人に票が集まっているとき

中学受験算数、「 調べと推理 」に関するイラスト解説

4人が44人÷4=11票ずつ持っているとすると、
3人がギリギリ勝つためには12票必要になります。

47人のクラスなので、残りの3人が当選者となる3人に平等に票を入れれば当選確実になります。
よって、確実に必要な票数は12票です。

12票さえあれば、どんな状況じょうきょうでも他の3人に負けることはありません。

わかみや先生

1位にはなれないかもしれませんが、
3位以内には必ず入れるということです!

47名のクラスで当選する3人に必要な投票数を求める問題のまとめ

「 調べと推理 」の問題で大事なポイント

「 調べ 」の考え方
・必要最低限の票数を数えるときはギリギリのときを考えよう!
・今回は3人が当選するために必要な票数を数えましたので4人で競っているときを考えましたね!

以上で今日の問題は終わりです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
次の問題で会いましょう!!!

その他の単元の問題の復習はこちらから!

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